HOME > 山本 卓
2020.12.30
「山暮らしって一体どんな生活をすることなんだろう?」住む前に移住生活を想像するのは難しい。僕はインターネットを使い山暮らしについて調べてみた。そこには見慣れない言葉が書いてありました。それは「区役(くやく)」です。今回の編集部では「山暮らしの困りごと」というテーマで書くこと
2020.12.12
ご飯が美味しくなる食器を作りたい。山の焼き物屋 No.019 川本太郎さん
工房があるのは、昔別荘地として栄えた佐賀市富士町の山奥だ。カーナビに工房の住所を設定し、車を進める。どんどん山奥に入っていくので「果たしてここであっているのか?」と不安になる。10分ほど山道を進むと、目印である一本の電柱が現れ、その手前を曲がるとひっそりと工房が現れる。森に囲まれた工房の周
2020.11.28
「生活の一部でありたい」山のパン屋が辿り着いた独自のスタイル No.18 たなかのパン 店主 田中徳次郎さん
入り口で靴を脱ぐ。「おじゃまします」と声が思わず出るほどのアットホームな店内はかわいらしく、どこか懐かしさのあるログハウス風のたたずまい。佐賀市富士町にある隠れ家的なパン屋たなかのパン。お店の始まりは、さかのぼること100年以上前。大正5年というから驚きである。この店の4代目店主、田中徳次
2020.09.27
『恋する酪農家。もうぎゅっと一緒です!』No.015 横尾文三さん
有限会社ミルン牧場 代表取締役 横尾文三さん一口含んだ時衝撃だった。「この牛乳、砂糖が入っているのか?」「牛乳」というか「ミルク」という表現が自分にはピッタリくる。濃厚な甘みのある牛乳は、ほんの少し飲んだだけでも満足感が得られる。一本200mlのミルン牧場の牛乳を一気に飲み干すと、
2020.09.20
2019年9月。佐賀県での着任式の様子。(右下:山本卓)どうも地域の編集者、すぐポン太です。僕はハッとしたことがある。それは佐賀に移住してきたご夫婦と話していた時のこと。「移住するって、地域に入り、自ら仕事を作って、生活をしなければいけないみたいな感じがするんですよ。でも、私たちは仕事をす
2020.08.29
こだわりの自然養鶏。本間農園の原点は「本当に幸せな生き方」No.013 本間昭久さん
神崎市脊振町。360度森林に囲まれた場所にある本間農園。看板商品は国内でも珍しい平飼い養鶏の「ほんまの卵」だ。新鮮な空気、きれいな水、太陽の光、大地がそろった最高の場所で「健康な鶏を育てること」に愛情のすべてを注ぎこむ本間昭久さん(48)。極力国産の飼料を与え、堆肥を大地に還元する
2020.08.27
自然のものは自然のままに。野菜を育てることは「子育て」に似ている?
ミニトマトのビニールハウス野菜を育てること、特に夏野菜を育てるのは本当に手間がかかります。家庭菜園を楽しんでいる方が「なぜ夏野菜を作るのか?」というと、手間がかかる楽しさがあるからだそうです。僕も野菜を育ててみてわかりました。どうも地域の編集者のすぐポン太です。シェ
2020.06.06
「お湯にも地元にもどっぷり!」ななのゆ支配人の裸の付き合い的人生観 No.010 山下末二さん
唐津市七山にある、思いっきり深呼吸がしたくなる施設『鳴神温泉 ななのゆ』(以下『ななのゆ』)。建物内に入るとヒノキの良い香りが広がりホッとする。建物にはすべて七山産の木材が使われているそうだ。泉質はトロトロ、ヌルヌルするような肌触りが特徴。七山の憩いの場となっている『ななのゆ』支配人、山下
2020.05.01
移住歴半年の僕が思った空き家のこと。空き家が変われば地域も変わる!?【みつせシェアハウス記録簿 Vol.4】
こんにちは。すぐポン太です。 2月中旬、佐賀のお山でも雪が降りました。 スタットレスタイヤを履き替えようとした途端の、 「え?! めっちゃ、外白い!」です。だいぶ遅い冬の装いでした。そんな中、みつせシェアハウス作りは大詰め
2020.04.14
平日は猟師、週末は料理人の解体新書 “イノシシが笑う日”とは? No.007 山本敏晶さん
佐賀市内から国道263号線を三瀬方面に進むと、現れる看板『GABAIいのしし食彩』。オーナーは三瀬生まれの山本敏晶さん(71)。高校卒業と同時に大阪の某ハム会社に就職。そこで肉の解体技術や肉に関する知識を学ぶ。その後、自動車販売の営業や喫茶店を経営したのちに、イノシシ専門店『GABAIいの
2020.02.20
脊振山山頂にて「あけましておめでとうございます! 今年も1年よろしくお願いします」1年の始まりはこの言葉から始まるものです。 今年は佐賀県の三瀬村で過ごす初めての年末年始でした。 都内で過ごしていた年末年始とは全く違う『過ごし方』。 今回はその様子をお届けします! しめ縄&
2020.02.19
嘉村製材所を営む嘉村勝彦さん(60)。三瀬生まれ。サラリーマン経験を経て26歳ごろに三瀬に戻り、嘉村製材所を3代目として継業すること34年。 工務店や大工さん向けの建築材の販売や、一般消費者向けにも材料の製材、販売を行っている。 「製材所を継ぐために戻ってきたけど、製材所の後
2020.01.30
何もない? いや、そこにはダムがある! カヌー体験から感じた移住前と後の気持ちの変化
「山暮らしって遊ぶところがないんじゃないの?」 確かにカラオケもなければ、ボーリング場、遊園地もない。 娯楽施設なんて皆無。 いやいや! 実は遊べるところがあるんです! それはどこかって? 佐賀のお山にはダムがある! そう! ダムがあれば遊べてしまうのです。 「カヌーっ
2019.12.20
作品は錫(すず)を型に流し固める鋳造法(ちゅうぞうほう)。人生は型をつくらない藤瀬法。 No.003 藤瀬大喜さん
「造形作家になった経緯ですか? ……なんとなく“なし崩し”で造形作家になりました」 驚きの発言から始まった今回のインタビュー。 造形作家 藤瀬大喜さん(38)。造形作家とは聞きなれない言葉だ。 三瀬にある藤瀬さんのアトリエには動物や植物などをモチーフとした金属素材の錫(すず