【みつせシェアハウス記録簿 Vol.1】みつせシェアハウスはじまるよ! トイレ使えないけどね!
- 2019.11.14
- written by 山本 卓
「え!トイレ使えない!? 」
そんなところからスタートした「みつせシェアハウス」。
こんにちは!
地域の編集者すぐポン太です。
今年(2019年)の秋に佐賀県三瀬村に移住をしてきました。

佐賀県には縁もゆかりもない僕ですが山の中で生活をしたいそう思い
自然豊かなこの地に来ました。
心配や不安はたくさんあるけれども、
山での暮らしってどんな感じなのだろうか?
どんな人が住んでいるのだろうか?
と、興味を持ち、人生初の土地、佐賀への移住を決意。
そんな僕が佐賀のお山での暮らしを始める場所。
それが、できたてホヤホヤの「みつせシェアハウス」。
ホヤホヤどころか、実はまだ完成していない。
僕たち地域の編集者を受け入れてくれているNPO法人Murark(以下、ムラーク)のみんなから
「すぐポンの来る頃にはちょうどシェアハウスが出来ているよ~!」
「ちょうど住み始められるよ~!」
と聞いていた。
僕の移住に合わせてシェアハウスができるなんて、ラッキーだ! くらいに思っていた。
ところが、いざ行ってみると、
「ごめ~ん! すぐポン、トイレ壊れてて……」
申し訳なさと言いづらさの混じった複雑な顔をしながら、ムラークのみんなは僕をシェアハウスに案内してくれた。
「ええ! トイレ使えないの!?」
と思った。
いや、誰でもそう思うだろう。
たぶん心の声が出てたと思う。
だけど僕は、正直雨風さえしのげればどこでもいい! と言っていたし、まぁ、なんとかなるだろう! と思ったので問題ない。
「これから僕の城を作っていけばいいんだ! ラッキー!」
強い気持ちでそう思うことにした。
そして、ここがこれから「みつせシェアハウス」になる20年間人が住んでいなかった古民家。

随分長く空き家だったけれど、古民家の持ち主がちゃんと掃除や換気などをしてくれたおかげで傷みが少なかったらしい。
田舎に帰った時の親戚の家のような温かさとかわいらしさが残る家。
家は人が住んでいないとすぐにダメになるくらい繊細なものらしい。
この家には古民家の元持ち主さんの愛情をいっぱい感じる。



僕の山暮らしと共に始まる「みつせシェアハウス」。
その軌跡を少しずつ記録に残したいと思います。
みなさん、「みつせシェアハウス」を、「すぐポン太」をどうぞよろしくお願いします!
移住に関するお問い合わせ・相談はこちらまで。


<取材記者>
山本 卓
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
<取材記者>
山本 卓「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身。10代のころから役者を志す。夢を叶えてCMや大河ドラマをはじめ映画や舞台で活動。劇団「ブラックロック」の主宰を経て、海外公演を自主企画で成功させる。その後、キー局情報番組のディレクターとして番組制作に携わる。夢は日本を動かした100人になること! 地域の人に密着した動画作成や、人の顔が見えるマップを作りたくて移住を決意

