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HOME > ざわもえ > 新参者の僕が過ごした山での年末年始ハイライト!

新参者の僕が過ごした山での年末年始ハイライト!

ざわもえ 三瀬脊振 山暮らし移住
  • 2020.02.20
  • written by 山本 卓
脊振山山頂にて

「あけましておめでとうございます! 今年も1年よろしくお願いします」
1年の始まりはこの言葉から始まるものです。

今年は佐賀県の三瀬村で過ごす初めての年末年始でした。
都内で過ごしていた年末年始とは全く違う『過ごし方』。
今回はその様子をお届けします!

しめ縄&門松作りは性格が出る?!

「12月ってやっぱり忙しいよね。だって師走だもん」っと、 都会のビルの中で仕事仲間と しゃべりながらパソコンに向かい仕事をしていたのは、つい1年前のこと。環境ががらりと変わると、過ごし方も違ってくるもので 。
12月22日。師走であります。
朝から冷たい雨が降りしきる中、しめ縄&門松作りをしてきました。

朝から、藁や竹を積んだトラックがどんどん神社の前に停まっていく。
帰省ラッシュの混雑した空港のようです。
「そーれ。そーれ」と、ごくごく自然に息をするかのように。

掛け声をかけながら、しめ縄が編まれていく。

ロープに原点となる藁を結び付け、木に吊るし引っ張りながら6人の男が紡いでいく姿。 見惚れてしまうほどだ。

 

「お前も仕事せにゃ」と言われた私。
そう言われても、何をどう手伝えばいいのか……。
悩んでいた私に与えられた仕事は、“藁を拾うこと”でした。
これもまた大切な仕事なんですよ!
来年は僕も息を合わせてしめ縄を編んでみたいです 。

門松作りは性格が如実に表れる!?

門松って作ったことありますか?
実は門松作りって性格が出るんですよ。  

チェーンソーを使い、長い竹を6本に、短い竹を数本に、切り分けていく。
長い竹は先端を斜めに切り揃えていく。
短い竹は1本1本、短冊状に細かく縦に割って、切っていく。

そして、ここから皆さんがよく見るあの門松を立てる!

土台はタイヤ。
2個積み上げたら、その周りに土をかぶせる。
その周りに先ほど切った短冊状の竹を並べる。

「よっし! できました」
と意気揚々と先輩に伝えると……

「おまえ絶対、几帳面じゃないだろう? 門松見ればわかる。初めが肝心なんだぞ、仕事も全部」

そういいながら、先輩は門松を美しく整えていく。
初手ですべてが決まるといっても過言ではない。
自分の性格を表しているように、私が立てた門松は曲がって立っていたのであった。

完成した“しめ縄&門松”

独りぼっちじゃない!? 除夜の鐘は地域密着型

クリスマスも終わり、佐賀の山では夜になると気温がグッと冷え込んでいる。
12月31日午後9時。
「今年は紅組優勝するかな?」と見ていた紅白歌合戦も後半戦に差し掛かっていた。

そこへ「カーン、カーン」と聞こえてくる除夜の鐘。
車に乗り込み、近くのお寺(円光寺)へ向かった。

「大晦日はやっぱり除夜の鐘。年越しまでやっているだろう?」と思っていた。

しかし、お寺に着いた頃には遅かった。
すでに集落のご家族が数組集まって鐘を突き終わっていたのであった。

「え? まだ9時半ですよね?」

除夜の鐘は日付が変わるまで続くものだと思っていたのに。
呆然としている私に近所の人が声をかけてくれた。

「卓! お前もやるだろ。卓がまだ除夜の鐘突いてないぞ!」

佐賀の山に住み始めて3か月。
初めは知り合いも仕事仲間の数人のみだったのに、こうやって気にかけてくれる人がいる。
その言葉が妙に嬉しくてニヤニヤしながら除夜の鐘を突く。

その姿を面白がって笑ってくれる人がいる。
鐘のカーンカーンという音とともに、笑い声が響き、心に染み渡った。
佐賀の山で過ごす年末は、とても暖かいものでした。

ありがとう2019年。そして 大晦日を迎えました。

極寒! マイナス10度! 初日の出は脊振山へ

TVでは各地の大晦日の様子が流れていた。
京都で行われていた除夜の鐘の最後の一打を見て、「みなさま 新年明けましておめでとうございます。令和2年元日を迎えました」とアナウンサーさんが新年のご挨拶。

私も正座をしながら「明けましておめでとうございます」とテレビに向かい一言。
こうして2020年が始まったのです。

「さて、寝ようかな」というのが今までの新年の迎え方。
ところが、今年は違う。
「やはり令和初めの日の出は見るべきだろう!」

辺りは真っ暗、まだ日の出には早すぎる時間に、
佐賀の初日の出スポット脊振山(せふりさん)に到着。
ヒートテックの重ね着、タンブラーに熱々のミルクティーを入れ、防寒対策ばっちり。
しかも、今年は暖冬。
そこまで寒くないだろうと思っていた。

甘かった……。

標高1055メートルの山頂。
平地から100メートル上がるごとに、気温も1度変わるという。
つまり、山頂は地上と-10度違うのだ!
寒い。


寒さに震えながら初日の出を待つ。
雲海が広がり、薄暗かった山頂からの景色が黒から青へ。
そして、オレンジへと変化していく。もう少しだ。

「あ! 来たきたきた」

山頂で同じように初日の出を見ていた人たちが静かに興奮していく。

ゆっくりと出てきた、お天道様も「明けましたよー! どうも初日の出です!」と自慢げに顔を出しているように見えた。

ありがたいなーと思うべき時なのだろうが、

「寒すぎるだろ脊振山!」

これが1番に思ったことだった。

気温はマイナス10度。
せっかくタンブラーに入れてきた、熱々なミルクティーもキンキンに冷え込んでいた。
それでもやっぱり、令和最初の初日の出は、きれいだった。
ありがたい!

地域の一員になれた気がした年末年始

今年は佐賀のお山で過ごす初めての年末年始でした。
門松づくりから年末を感じ、集落での1年の感謝と来年の豊作を願う祭り。
除夜の鐘、初日の出と師走にふさわしい行事を体感することができた。

どれも、都会で過ごす年末年始とは違った新鮮さがありました。
文字通り“走り”きりました。

今私は「今年も一年よろしくお願いします」と門松としめ縄を作らせてもらった神社で初詣をしています。

地域の一員としてスタートを切ることができ、すがすがしい気持ち。元日は私の気持ちを代弁してくれているかのように晴天でした。

3か月しかまだ経っていないませんが、私は今こう思います。

「この佐賀のお山が第二の故郷です」

「さて、お賽銭を……。あれ !? 賽銭箱がない!?」

あとから聞いたのですが、
この地域では神社の中に賽銭箱があるそうです。
しかも、お菓子もお酒も用意してあったそうです。
まだまだ勉強が足りない新参者の地域の一員でした。

移住に関するお問い合わせ・相談はこちらまで。

  • 山本 卓

    <取材記者>

    山本 卓

    「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)

  • <取材記者>

    山本 卓「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)

    大阪府高槻市出身。10代のころから役者を志す。夢を叶えてCMや大河ドラマをはじめ映画や舞台で活動。劇団「ブラックロック」の主宰を経て、海外公演を自主企画で成功させる。その後、キー局情報番組のディレクターとして番組制作に携わる。夢は日本を動かした100人になること! 地域の人に密着した動画作成や、人の顔が見えるマップを作りたくて移住を決意

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ざわもえ 三瀬脊振 山暮らし移住
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